ぴーまろブログ

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レモン水のメリット・デメリット

白湯や水素水など水分を摂ることは健康に良いと思います。

ただ毎日無味の水を摂取することは長くは続かないなぁと言う人は多くいるのではないでしょうか?

私もただ水を飲むくらいならお茶やジュース、珈琲など味が付いたものを選びがちです。いくら健康に良いと言われていてもずーっと飲むことはなかなかできないものです。

白湯を作る際に飽きない方法として味を付けてみるということでいろいろなレシピを以前投稿しました。

その中で「レモン水にはうれしい効果がたくさん」とか「レモン水は体に良い」などのワードを見つけました。どんな効果があるのか調べてみました。

 

普通の水でも良いですが、レモンをプラスするだけで健康・美容効果が高まるそうです。レモンを入れるだけで何がそんなに良いのでしょうか?

   

レモン水のメリット

1.美肌効果

レモンに含まれるビタミンCは美肌効果に有効とされる成分です。

ビタミンCはしみ・くすみの素となるメラニンの生成を抑え、美白効果もあります。また細胞の老化を引き起こす活性酸素を減らす働きもあると言われています。

皮膚の健康に不可欠なコラーゲンの生成を促し、コラーゲンの合成のためのビタミンCが不足すると肌のハリが失われてしまいます。コラーゲンには皮膚表面の緩みを改善する効果があり、その量が体内で増えれば肌にハリを与えられます。

 

2.デトックス効果

レモン水を飲むことで水を多く摂取することができます。水をたくさん摂取することで、代謝が良くなり老廃物の排泄を促すことに繋がります。

クエン酸には、肝臓機能の回復を促して解毒作用を助ける働きがあるので、肝臓のデトックスにも効果的です。

 

3.ダイエット効果

レモン水に溶けている水溶性食物繊維には、消化酵素で消化されず腸に届いて腸の働きを高める効果があります。レモン水を飲むことで脂肪が燃焼されるという明確なデータや根拠はありませんが、レモンに含まれるエリオシトリンにはメタボリックシンドロームの予防改善や脂肪吸収を抑える効果があると推測されています。他にもリモネンという香り成分は、脂肪分解酵素であるリパーゼの分泌を促すとされています。

クエン酸は抗酸化物質なので血液の酸化を防止し、血流を良くする働きがあり、血流が良くなれば血中の老廃物を排出させやすくなるので便秘解消に効果的です。また、新陳代謝を高めて栄養素をエネルギーに変換する効率を上げてくれるので太りにくくなるとされています。

 

4.口臭予防

レモンに含まれるクエン酸は殺菌効果もあり、口臭を引き起こす細菌の増殖を抑え、口腔内を浄化することができます。また唾液を分泌させる働きがあり、唾液が細菌を洗い流してくれるので、口臭予防に効果的です。

口腔内がネバつきやすい寝起きや、誰かと会う前などレモン水を飲むと効果的かもしれません。

 

5.骨を丈夫にする

ビタミンCにはコラーゲンの生成を促進する働きがあるので、コラーゲンが不足すると骨が脆くなり、骨折しやすくなってしまいます。ビタミンCで骨を作る働きをサポートすることができます。

クエン酸のキレート作用により、骨密度がアップします。キレート作用とは、カルシウムなどのミネラルを腸から吸収しやすくする機能のことです。カルシウムと一緒にレモン水を摂取することで骨が丈夫になり、骨粗鬆症の予防も期待できます。

 

6.疲労回復・風邪予防

レモンに含まれるビタミンCには免疫を維持する働きがあるほか、体内に侵入した風邪のウイルスを撃退する力もあります。細菌に対抗する役割を持つ白血球やリンパ球はビタミンCをたくさん含んでいます。ビタミンCを摂取すれば白血球やリンパ球の抵抗力が強くなり風邪の予防となるわけです。

クエン酸疲労回復に効果があります。クエン酸疲労物質である乳酸の分解を促し、疲労回復を助けてくれます。運動後や仕事で疲れた時などにレモンが有効ということになります。

     

レモン水のデメリット

1.飲み過ぎると消化管への負担

ビタミンCを過剰に摂取すると下痢や吐き気、胃痙攣などになったり、肝臓に負担がかかる恐れがあります。

クエン酸を摂りすぎると胃酸の分泌が過剰になり、胃粘膜を刺激し、痛みを引き起こすことがあります。特に空腹時に飲み続けると胃が荒れやすくなります。

過剰に摂取しないために、1日コップ3杯を上限に飲み過ぎを予防しましょう。

 

2.歯のエナメル質を溶かすリスク

レモンは強い酸性なので、歯のエナメル質を溶かしやすいという性質を持っています。エナメル質が柔らかくなった状態で歯磨きをするとさらに削れてしまいます。エナメル質が削れると、歯が黄色くなったり、知覚過敏、虫歯の症状の進行が早まる可能性があります。

ちびちび時間をかけて飲まず、レモン水を飲んだ後30分ほど時間を置いてから、歯磨きをする方が良いでしょう。

レモン水を飲んだ後口腔内を整えたい場合は、歯磨きではなく、水で口をゆすぐようにしましょう。

 

3.朝飲むと日焼けをしやすくなる

レモンには紫外線の吸収を高める成分「ソラレン」が含まれています。レモン水を飲んだ直後に紫外線に当たると、シミやそばかすなどの肌トラブルを引き起こしやすくなる可能性があります。

ソラレンの紫外線吸収作用がピークを迎えるのは、摂取後2時間ほど経過してから。この作用は約8時間持続すると言われており、日差しが強い10時から14時頃にソラレンを活性化させないことが大切です。

紫外線が気になる時期や朝の時間帯など、紫外線が強い時間帯にレモン水をたくさん飲むと、シミができやすくなる可能性があります。日中は飲まず、夜のリラックスタイムに飲むのが適しています。

    

このようにレモン水もメリット・デメリットがありました。

調べていて思ったのは、レモン水と言うよりもレモンの効果が強く出ている気がします。レモンは普段あまり買わないと言うか買ったことがありません。飾りと言う感じで見ていた部分がありました。でもレモンを少し入れるだけでビタミンCを摂ることもでき多くのメリットがある事を知りました。でもレモンをそのまま食べるのは少し勇気がいるので、レモン水にしてビタミンCを摂ることをオススメします。

白湯や水に飽きたらレモン水を試してみてください。