マイナンバーカードを作て下さいと良くCMなどで見かけます。
ネット銀行で口座を作るときなどもマイナンバーカードをお持ちの方は・・・みたいな項目がありました。
マイナンバーカードって最近みんな取得しているのだろうか。
デメリットの方が強く出ている感じがしていて、取得に前向きになれません。
そもそもマイナンバーカードとはどんなものなのか、どんなメリットがあるのかを調べてみました。
1.マイナンバーとは
マイナンバー(個人番号)とは、日本に住民票を有するすべての方(外国人の方も含まれます)が持つ12桁の番号です。
※原則として生涯同じ番号を使っていただき、マイナンバーが漏洩して不正に用いられるおそれがあると認められる場合を除いて、自由に変更することはできません。
国民全員に12桁の番号が割り振られてそれで管理されているということですね。
さて、本題のマイナンバーカードを持つメリットです。
2.マイナンバーカードのメリット
顔写真付き身分証明書として利用が可能
顔写真付身分証明書として活用ができます。
・ 運転免許証を持っていない方
・ 未成年で公的な顔写真付身分証明書を持つことが難しい方
祖母は運転免許証を持っておらず、身分を証明するものが保険証しかないため、役場などで何かを申請したりするとき何個も証明するものを提出しないといけなくて大変な思いをしたことがあります。
コンビニでの公的証明書取得が可能
住民票や印鑑証明書などの公的な証明書をコンビニで発行できます。
窓口が空いている時間は限られていますが、マイナンバーカードをもっていることで窓口が閉まっている時間でも発行できるます。
平日の17時までの間で役場に行き手続きをしないといけないですが、平日仕事をしているとなかなか行くタイミングがなく苦労します。土日もやっていないですし。毎日6:30から23:00までコンビニなどで取得できるのは良いですね。
確定申告(e-Tax)など各種手続きがオンライン申請可能
e-Taxでは従来、16桁の利用者識別番号と暗証番号、電子証明書の登録が必要でした。マイナンバーカードがあればこれらの情報は不要になります。
また、青色申告特別控除額が窓口や郵送による確定申告では上限55万円であるが、e-Taxによる確定申告では最大65万円になることから、節税効果も得られます。
一部の行政手続きを行うことができます。対応している手続きは自治体で異なりますが、妊娠の届出、児童手当の認定請求、保育施設の利用申込み、介護認定の申請などができます。
手間や作業時間の短縮に合わせて、節税のメリットがあれば利用をする方がいいですね。
オンラインでいろいろな手続きができるのもコロナ過ではありがたいかもしれません。
健康保険証として利用が可能
2021年3月より、マイナンバーカードを健康保険証として利用できます。
2024年秋に紙の保険証が原則廃止になる予定。(マイナ保険証に切り替える方針)
就職や転職、引っ越しをした時も、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるため、切り替え手続き中でも受診が可能です。
限度額適用認定証がなくても、一定額以上の支払いが免除される高額療養費制度も適応されます。
マイナンバーカード保険証を利用できる医療機関や薬局は全体の2割程度しかないため、まだ使い勝手が良いとは言えません。
マイナポイントがもらえる
マイナンバーカードを取得した方に最大で2万円分のポイントがもらえます。
これから取得する方も、すでに取得した方も全ての方が対象です。
マイナンバー交付申請期限は2022年12月末までだそうです。
交付申請すれば無料でポイントがもらえるのでありがたいですが、最大2万円分のポイントをもらうにはいろいろ条件があるようです。条件を満たしてポイントをもらうのか、そもそも交付申請をしないのか悩むところですね。
3.まとめ
今回はマイナンバーカードについてメリットを調べてみました。
細かく調べていくと今後も更にマイナンバーカードにいろいろな機能を付加していく予定みたいです。調べてみて思ったのが、今の自分にマイナンバーカードは必要ないのかなぁ・・・と言うことを思いました。身分証明書も運転免許証があれば証明できますし、頻回に住民票をとることもないので。
ただ今後保険証がマイナンバーカードになることになれば必要となってくるし、他にも必要になってくる時が来るかもしれません。
絶対に持っていないといけないものでもないですが、あると便利なのかなと言うことは調べてみて分かったような気がします。マイナポイントがペイペイで受け取れるようなのでその点では唯一興味をそそられたところかなぁと思います。
今すぐ作りたい、作らなきゃと思うまでの魅力はなかったような気がします。デメリットについても調べて検討をしていこうかと思います。