マイナンバーカードのメリットを調べましたが、今すぐに作りたいと思うカードでもなかったです。むしろマイナンバーカードを作るデメリットの方が多い気がします。
マイナンバーカードのメリットを調べた結果、今の私には特別必要なカードではないと思いました。これはマイナンバーカード特有のデメリットに当てはまるのではないかと思います。
マイナンバーカードを持たない理由
1.必要性を感じない
マイナンバーカードは顔写真付身分証明書として大きなメリットとうたっています。メリットを調べると一番に出てくるのがこれでした。
私は運転免許証があるため、身分証明書をもうひとつ作るメリットを感じません。私と同じ考えの人は多くいるのではないでしょうか?
最近ではマイナンバーカードの提示を求められるところも多くなっているようですが、通知カードでも良いとなっているところも多いためカードをわざわざ作る必要がないと考える人は多いと思います。
住民票などの公的書類も、そんなに頻繁に使うわけではないため現状すごく必要かと言われると、必要ないと答える人は多いと思います。
2.個人情報漏洩のリスクを気にして作りたくない
マイナンバーカードは様々な情報を紐付けをすることで利便性向上をはかっています。ひとつの番号で全てが紐付けされていることで、個人情報漏洩のリスクがかなり高くなっています。
ただし、マイナンバーに関する個人情報の取り扱いは、それぞれの機関がそれぞれの個人情報を管理していて、必要な時に情報を連携させる「分散管理」が採用されているため、マイナンバーが万が一流出したとしても被害は限定されるようになっています。
でも個人情報の流出リスクはあるので、紛失などには注意が必要です。
3.プライバシーの侵害
マイナンバーカードが健康保険証の代わりとして利用できるようになりました。健康状態などの情報も全て国や自治体に管理されるということは、プライバシーの侵害に当たるのではないかと言う声も上がっています。
また銀行口座や税金の支払い状況など、なんでもかんでも番号1つで分かるようになることに不安を感じる人も多いと思います。
マイナンバーカードを作らない理由
1.申請から発行までに時間がかかる
マイナンバーカードの申請から受け取れるまでに約1か月以上かかる。
マイナンバーカードの発行の受付は自治体が行うが、管理をしているのは地方公共団体情報システム機構という別の団体のため、一か所に集中してしまうため、混雑を理由に時間がかかると言われています。
時間がかかるなら今じゃなくても良いかと言う思いになり、作らなくてもいいかなぁと思ってしまうのも仕方ないかと思います。
2.受け取りは窓口のみ
マイナンバーカードを申請した後、出来上がったカードは自宅へ郵送されず、出来上がりの連絡通知のみです。そのため受け取るためには、本人確認も兼ねて本人が、直接窓口にとりに行く必要があります。
窓口である区役所や市役所などは平日の昼間や土日の限られた時間に行かなければいけないケースがほとんどですので、普段仕事をしている人にとっては、受け取りに行くだけでも大変はことではないでしょうか。
マイナンバーカードを作ることで公的書類を時間をあまり気にせず受け取ることはできるが、そのカードを受け取るためだけに、時間を制限されることは、作成を躊躇する要因かもしれません。
3.定期的な更新が必要
マイナンバーカードの有効期限があり、発行後10年で更新をしないといけません。20歳未満の人は5年と短くなっています。
更に、マイナンバーカードに内蔵される署名用電子証明書や利用者証明書というデータは、有効期限が5年と短く、こちらも更新手続きをする必要があります。
一度取得すればずっと使用できると思っていたので、有効期限があるのはややめんどくさい状態です。10年の有効期限はあるが、結局5年毎に更新手続きをしないといけないため、やはり手続きがめんどくさいと感じるのではないでしょうか。
4.紛失時のリスクが大きい
マイナンバーカードは、身分証明書として使える分、個人情報が多く記載されており、紛失した時のリスクがとても高いと言えます。
ただ、紛失した場合、手続きが多くかなり面倒なことになるので、紛失には十分気を付ける必要があります。
紛失時には利用停止の連絡を行います。再発行には、紛失届の提出を行い、自治体の窓口への提出が必要となります。そこから更に1か月以上待ってからの再発行となり、加えて再発行は有料となります。
まず紛失しないことが全体条件ですが、万が一紛失した場合はものすごくめんどくさい手続きを踏まないといけないとなると、やはり持つこと自体やめたくなりますよね。
5.パスワードが多く管理が大変
マイナンバーカードを使ってオンラインの手続きをするときには、発行時に設定した暗証番号が必要になります。
①署名用電子証明書 暗証番号
②利用者証明用電子証明書 暗証番号
③住民基本台帳用 暗証番号
④券面事項入力補助用 暗証番号
と、4種類の暗証番号が必要となります。
サービス利用時に暗証番号を複数回間違うと、ロックがかかってしまい、ロックの解除にも窓口へ出向く必要があるので暗証番号の管理もしっかりする必要があります。
暗証番号の再発行も、窓口に行き確認をしなければいけません。
暗証番号がたくさんあるとそれを管理するのも大変ですし、そもそもどんなパスワードにするかも考えるのが時間がかかる気がします。4種類もあるとどの暗証番号がどれなのかわけが分からなくなりそうです。
まとめ
マイナンバーカードのデメリットを調べていくとやはり私は今は作る必要がないかもと思いました。
現在はマイナンバーカードは任意であり義務ではありません。しかし今後マイナンバーカードに一体化するよう検討されているものもあります。そのためマイナンバーカードを発行していないことで困ることが増える可能性があります。
メリット・デメリットを確認して、どのタイミングで作るのかをそれぞれで検討していく必要があります。
マイナポイントが貰える今だからこそ決断するということもアリかもしれません。