ぴーまろブログ

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チョコレートのメリット・デメリット

今日は買い物に行ったときに、空腹だったせいかチョコレートをたくさん買ってしまいました。定番のものから、新作のものまで。

チョコレートって甘くておいしいので、食べ始めると止まらなくなりますよね。

チョコレートを食べると太るとか、ニキビができるとかいろいろ良くないことを言われていますが、やめられないのが現状ですよね。

でもデメリットだけではなく、メリットもあることが調べて分かりました。

 

チョコレートのデメリット

1.脂質が多い

脂質が多く高カロリーであることが一番知られていると思います。

太る原因ですね。

チョコレートの原料であるカカオ自体には、糖分は含まれていません。カカオを加工してチョコレートを製造する過程で、大量の砂糖が加えられます。カカオ由来の脂質が含まれる上に、砂糖の量も多いため高カロリーとなるわけです。

板チョコを1枚食べるだけで、ハンバーグや天ぷらより多くのカロリーを摂取することになります。

カカオ含有量が高いと、脂質の量も増えるようです。高カカオチョコレートだと、普通のチョコレートより約1.3倍の脂質が含まれていると言われています。

チョコレートにダイエット効果を期待するのは危険かもしれません。

 

2.生理作用がある

チョコレートには利尿や興奮など生理作用のある、テオブロミンやカフェインが含まれています。この成分はうまく利用すれば、自律神経を整えてくれますが、摂取しすぎると中毒症状を起こす恐れもあります。

デオブロミンやカフェインが持つ利尿作用により、鉄分の吸収に必要なビタミンが尿とともに排出され、失われてしまいます。

カフェインは眠気を抑え、興奮作用で集中力を高めると言うメリットはありますが、摂取しすぎると、不眠症睡眠障害を引き起こす可能性もあります。

こちらも高カカオチョコレートは、普通のチョコレートより約4倍のデオブロミンやカフェインを含んでいます。

 

3.重金属中毒のリスク

チョコレートに金属?と思われる方もいると思いますが、チョコレートの原料となるカカオにはカドミウムやニッケル、鉛などの重金属が含まれています。重金属が体内に蓄積されると、消化器や神経、腎機能に障害が現れます。

 

ニキビができやすくなるかは不明

チョコレートの食べ過ぎでニキビができたと思っていましたが、チョコレートとニキビの関連については、はっきりした関係性は証明されていません。

カカオや油脂、砂糖などの様々な成分が、個々でニキビの原因になっている可能性があるかもしれません。

   

チョコレートのメリット

カカオ豆を発酵・焙煎して作られたチョコレートには約30~40%のカカオを含んでいると言われています。カカオには、ポリフェノールや食物繊維がたくさん含まれています。

 

1.カカオポリフェノール

カカオポリフェノールには

血管を広げる作用、体の酸化を防ぐ効果、ストレスの軽減

があるとされています。

動脈硬化や高血圧の予防など血管系へのメリットに対して、特に期待ができます。

ポリフェノール活性酸素を取り除く作用があります。体の内部の老化だけでなく、肌のくすみやしわ、たるみを防ぎ、美肌効果も期待できます。

また、血液がスムーズに流れることにより、集中力がアップしたり、ストレス緩和にもつながります。

ストレス社会を乗り切るための救世主かもしれません。

 

2.リグニン(食物繊維)

カカオ由来のリグニンと呼ばれる食物繊維が豊富に含まれています。

リグニンのメリットとして

腸内環境改善、便秘予防、コレステロール値の低下

があげられます。

リグニンは不溶性の食物繊維です。腸内の細菌や消化機能で分解されにくいため、体の中で直接的な働きに期待できます。

乳酸菌など他の成分とのバランスは重要となりますが、便秘改善にチョコレートを試してみても良いかもしれません。

 

チョコレートの適切な食べ方、選び方

チョコレートは1日に200kcal以下にしましょう。つまり、ミルクチョコレートでは約20~35gにあたり、一般的な板チョコのおよそ半分程度の量になります。

またチョコレートのポリフェノール効果は持続せず、摂取後約2時間程度でピークを迎え4時間後には完全に消失してしまいます。

チョコレートを摂取するときは一気に食べず、数回に分けて食べるのが効果的でしょう。

カカオ含有率が70%以上の高カカオチョコレートは砂糖の添加が少なく、比較的カロリーも抑えることができます。

 

チョコレートのメリット・デメリットを正しく理解し、メリットを最大限に活かしつつ、チョコライフを楽しんでいきましょう。